どうも。NORIです。
今日は、僕が好きなブランド「Maison Margiela」について書いていこうかと思います。

と言っても、すでにInstagramの方で語り尽くした感はあるので、一部Instagramからの引用もしつつ、あちらでかけなかった部分や、持っているアイテム紹介なんかも入れながら書いていければと思います。
Maison Margielaは、ベルギー人デザイナー・Martin Margiela(マルタン・マルジェラ)によって設立されたブランド。
このマルジェラ本人は2008年でブランドから退いていますが、その間ほとんど公の場に姿を見せることなく、インターネットで確認できるのは下の画像のみ、という非常にミステリアスな人物。

業界でもマルジェラの素顔を知る人はほとんどいないようです。
そんなマルジェラは、ファッション界の超名門・アントワープ王立芸術アカデミー出身で、同期にはあの「アントワープの6人」がいます。
卒業後、ジャン=ポール・ゴルチエのアシスタントとして修行を積み、Maison Martin Margiela設立。その後、HERMESでレディースのデザイナーを務めていた時期もあります。
ブランドのタグには「カレンダータグ」と呼ばれる数字のみが書かれた白い布が四隅を糸で縫い付けらています。

「こんなのすぐ取れちゃうじゃん」と思ったあなた。
それでいいんです。
普通ブランドというものは「これは私がデザインした服です」ということを証明するために、しっかりとタグを縫い付けてあることがほとんどです。
それがそのブランドの「証明」であり「価値」を表すものだからです。
しかしマルジェラは自身のブランドに付けるタグを、外して着てくれと言わんばかり、"あえて"外しやすくしています。
マルジェラがなぜこんなことをしたかというと、ブランド力ではなく"服自体に価値を感じて欲しかったから"
です。
Maison Margielaの服を、デザインや質など服の本質的な部分に魅力を感じて買ったのであれば、もはやブランドタグなど気にならないはず。
それならブランドタグなど必要はない。
タグではなく服自体で選んでほしい。
という願いが込められています。
マルジェラ素敵やん。
でも、僕も含めて実際タグを取って着ている人なんて見かけたことないんですけどね。