活字を読むのが遅いのは頭の中で映像化しようとするから。
漫画を読むのが遅いのはカッコ良いシーンを永遠に眺めていたいから。
そんな私が5時間くらいで一気に読めた(読む速度が速くなっていると感心している)

クリープハイプを好きになったばかりの身で言うのもあれなんですけれど、
歌詞を聴いていて、尾崎さんの頭の中が超気になるぅ〜と思ってAmazonでポチっ。
早く本を読みたい!なんて思ったの小学生の時、ダレン・シャンを読んで以来じゃないかな。笑
(ダレン・シャンめっちゃ流行ってたよね。最後まで読めてないんだけど)
とにかくめちゃくちゃ楽しみにしていた。
結論から言うと、
“尾崎さんが幸せになれますように…😭”
と強く願った。笑
この小説は“半自叙伝”っていう言い方をしているから、どこかは本当でどこかは作り話って感じなんだろうけど…。
どこまでが事実でどこからが妄想なのか。事実にしろ妄想にしろ、あのぶっ飛んだストーリーを膨大な比喩表現を使って書けるなんてマジやべぇと思った。(感想薄いな、ごめん)
あんなに感性がありすぎると多分人生疲れる。笑
それくらい神経が鋭い人なんだろうと感じた。
生々しいし、刺々しいし、ひと言で例えるなら、
“生肉”だな。
うん。我ながら良い例えを思いついた。
人間の汚い部分、自分の情けない部分、隠したいこと、文字にしたくないこと、きっと秘密にしておきたかったこと。ぜーんぶ書かれてた。
あんなにさらけ出せるものかね?
あと、曲を知っている上で読んだら、
あ、あの曲っぽいなっていう場面もあったりして面白かった。
是非、読む時はクリープハイプの音とともに。
みねい