「尊敬する人は誰ですか?」という質問に答えられなかった自分に驚いた
小学生の時は、お友達の綺麗でかっこいいお母さんや担任の綺麗な先生が
大好きで「こういうお母さん(大人)になりたい!」が強くあった
中学生になり高校を卒業するまでは身近にロールモデルにしたい大人がいなかったから自分の好きをかき集めて一人で考えるのが普通だった
そして短大生になってからはアルバイト先でロールモデルとなる方と出会いずっと追いかけていた。周りの友達も尊敬できる子達ばかりだ。
そうやってロールモデルがいる環境で、常に成長し続けられる環境を大切にしている私にとって、転職活動の面接でこの質問に答えられなかったこと、いやむしろ聞かれるまで考えていなかったことに絶望した。
大人になったからなのか、選んだ環境が自分の価値観とは違うからなのか
他責にするつもりは全くなくて、ただ単に「このままじゃダメだ、いやだ」と思った。
この日面接官の方には私は常にロールモデルとなる方を目標に生きていたこと、この歳になりロールモデルとなる側になりたいと伝えた上で「いません」と正直に答えた。
その私の回答に「お母さんじゃないんだ」と言われて、正直悲しくなった。
私にお母さんいなかったらどうしようという想像力はなかったのか、や
シンプルに興味や疑問があってもうまく質問して聞き出すのが面接官ではないのか、という気持ちと
家庭環境に関するコンプレックスからやっぱり私(達家族)はおかしいのかな、寂しいな、そりゃあお母さんに甘えたいよという気持ちが涙になってあふれてきて堪えるのに必死で全体として上手くいかなかった
過去には自信がないので過去を深堀りされて
嘘なく正直に生きてきたけど浅はかだったなとさらに自信がなくなった
普通の世界では生きていけない怪物に思う時がある
私を認めてあげられるのは私しかいないのに