
夏は、夜になるのを惜しむように、ゆっくりと夕方が流れる。
そんな時間に包まれるのが、たまらなく好き。
ぬるい空気とSpotifyから流れる音楽が飽和したとき、いろんなことがどーでもよくなる。
だけど、大切な人を大切にしたい気持ちで心が満たされたりもしちゃう。

朝、迎えかけの夜。
私がバーテンダーでこの空がカクテルなら
「morning soon」
って命名しよう。
なんて、しょうもないこと考えながら、一瞬で過ぎてしまうこの素敵な時間を歩く。

そして、
夜、終わりたての朝。
私がスタバの商品開発部で、この空が新作フラッペなら
「ブラッドオレンジna朝焼けフラペチーノ」
って名前で売り出すか。
なんて、我ながらセンス無いなって思いながらも、この素敵な空に出会えたことに心は躍らせとく。
感性くすぐるこの季節。
夏、来たね。