
大学4年間があっという間に終わるというのはどうやら本当だった。
学生と名乗れるのも残り1ヶ月を切っている。この前入学したばかりではなかったか。
ちゃんと勉強しただろうか?と、今になってよく考える。
降りかかる課題を部活の合間にさばいていくような生活だったから、卒業合格の判定はもらったものの「学問した」みたいな達成感は正直ない。
4年後には君達は専門家になるのですよって、入学した時教授が言っていたけれど、今何か聞かれて答えられる自信もない。
しかし幸い、この学部で学んだことの意味を今からでも付けられる職に就く。
スポーツ健康科学部という場所にいたということを、これから自分自身で、いくらでも有意味なものにしていけるし、そういう仕事がしたい。
必死にレポート書いた日々が今に続いていたんだなって、何年後でもいいから思いたい。
と、ここまで書いて公開しないまま気づいたら卒業式前日になっていた。
ああ、時の流れのなんと早いことか。のんびりしていたら夏なんて3日後くらいにやってくるんだろう。
私の人生において序章はとっくに終わっている。
本編に片足入れたのだから、もうやっていくのみなのだ。
かっとばしたき一球がくる。