数年前にパニック障害を患った時は、
学生時代の時から自分が何かおかしいと思っていたことに対する答えが見つかってような気分で解放感でさえ感じたのにたいして
今回はショックでたまりませんでした。
どうしてこんなにも感じ方が違うのか明確な理由はよくわかりませんが、
仕事も好きで、パートナーと愛犬と暮らす最高の人生で
職場にも頼り頼られる関係がある中、
マイナス思考ながらも精一杯頑張っているはずの自分がうつ病になるなんて
その事実がショックだったのかもしれません。
ここからカウンセリングで嫌な過去の話をして
薬を飲んで副作用でしんどい思いするのかなと思いきや
先生(現在の主治医)が、
「カウンセリングをしても過去は消えないし、薬を飲んだら全て解決してなかったことになるなんてないです。医者として休まなくていいとは言えないが、安易に休んでとも言えません。経済的な理由や職場の関係で休めない人も沢山いるから。
でも休めるなら休んでください」
と言われて、腑に落ちた感覚になりました。
私は結構過去にずっと引きずられているというか。
いじめられたことも、受け入れられなかったことも全部
いつか未来で自分の納得のいく生き方を探して見返す!という気持ちばかりで、
でもその気持ちが結局は「過去にしがみついている」と状態。
カウンセリングや薬を服用するのは
全部なかったことにできるんじゃないか、みたいな謎の期待をしていたのが
そんなことじゃないというのを先生の言葉が教えてくれて、とても納得しました。
そしてこの診察の結果、
先生の診断もありますが、服薬やカウンセリングしながら仕事も続けるという選択肢もある中、自分でも改めて考えた結果、休む決断をすることとなりました。
休む日の前日は職場にしばらく来れないことがとても悲しかったですが、
今このまま続けても絶対迷惑をかけるので治療に専念していい状態の私で
また貢献していこうとどこか前向きだったのを覚えています。
私のうつ病の経験はとても不思議で、
しんどくて辛くて死にたくて、どうにでもなっちゃえという投げやりな自分と
投げやりなくらい自分が怖くてショックで立ち直りたいというかもはや私はうつなんかじゃないそんな弱くない!という自分が
共存しているような感覚でした。
ただ体の症状は最悪な状態で、気分も落ちている。
体や心とはまた違うところで二人の私がいるような感じでした。
(この矛盾さもうつ病の特徴を捉える精神科医もいることを後から知りました)
次回は、お休み中の過ごし方、私の治療法などを書いていきます。
最後まで読んでくださりありがとうございます♡
Shinjyu