久々に読書をしました。
本を読むのは好きな方ですが、意識しないとできないんですよね。習慣にするのって難しい。
ちなみにあまり買いません。読むときは6割方「税金だから…」って公立図書館で借ります。残りの4割は学校です。
そう。なぜなら「学費だから…。」
そんな私が唯一本棚に揃えているのは米澤穂信先生のシリーズもの。かの有名な古典部のお話じゃなくて、小市民のお話です。
<春季限定いちごタルト事件>(2004)
小5の時に、母が買ってきてくれて見事にどハマリしたのがきっかけです。
そして時は来たる2020年3月29日!コロナの脅威が日本に広まっていた時!1回目の緊急事態宣言の8日前!
新宿の紀伊國屋書店で最新刊
<巴里マカロンの謎>(2020)
を発見して即購入しました。11年の時を経て遂に完結!!!
「えっまって完結してなかったの!?」
というのが見つけた時の正直な思いでした。
いや〜〜実際には1月に出てたみたいで…完全にノーマーク。紀伊國さん目立つところに置いといてくれてありがとうございました…。
まさか10年以上経って新しいお話が読めるとは思ってなかった。本屋に寄ってくれた友人に感謝です。
相変わらず小市民になりたくてなれないようでなんだかんだ小市民な2人に泣きそうになりました。ぜひ読んでみてください。
そして出てしまいましたね。
3回目の緊急事態宣言です。
宣言が出た次の日の日曜日に、学校で使う本と、タイトルで気になったハードカバーの本を借りてきました!

コロナが流行ってからあまりモノを触らない生活を心がけているので、内容と系統も分からないままタイトルでパパッと選んできました。
門井慶喜先生の「天才たちの値段」(2006)はシリーズものの第2巻目だったようで…ろくに調べもせず借りた結果です。作中で1巻の完全なネタバレを喰らいます。笑
もちろん2巻から読み始める身としてはありがたいです。今度借りてきます。
美術品を扱う内容でとっっても興味深かったです!短編なので物語のまとまりも良く、推理ショーが楽しめます。個人的には涅槃のエピソードが1番好きです。ただ読めない漢字が他の書籍と比にならないくらいありまして…もっとルビ振って欲しい〜〜〜!
加藤千恵先生の「こぼれ落ちて季節は」(2014)は、なんというか…日常生活の恋愛やきょうだい関係やらが描かれており…人間臭いエピソードが並んでます。
誰もが持ってる妬みなどの黒い気持ちや、一見幸せそうでも実際は…とか、数年にどうでもよかったな、とか忘れちゃう話だったりがなんともリアル。共感する部分が見つかったりするんじゃないかなと思います。
やっぱり読書は楽しいですね。学術書じゃない限りゲームやドラマ、映画、漫画、SNS…といった現実逃避です。門井先生の美術の話からは若干の知識を得たかなあとも思いますが…。他の趣味より上とか読書が偉いとかは全く思いません。
やることがないわけじゃないのに読んじゃう小説…!また本の紹介をさせてくださいね。
ダラダラと書き綴ってしまいましたが、果たしてここまで読んでくださった方はいらっしゃるのでしょうか…。
今日も1日お疲れ様でした。