
最近気になっているプラントベース・ダイエットの健康メリット
栄養士さんに教えてもらいました。
フルーツや野菜をたくさん食べることって何が利点?
フルーツ、野菜、豆類、ナッツ、シード、未精製の全粒穀物といった植物由来の食品を摂取すると、種類や量にもよるが健康に良い影響があると言われています。 . 動物性食品を一切摂取しないビーガン的アプローチから、ある程度の動物性たんぱく質は摂取する派まで、プラントベース・ダイエットを取り巻く食べ方のスタイルはバラエティ豊富。
植物由来の食べ物を肉や魚など動物性の食品より多めに摂取することも、プラントベース・ダイエットに含まれるようです。 "何を食べないか" が重要視されるベジタリアンやビーガンと違って、"何を食べるか" がプラントベース・ダイエットの重要なポイント。菜食中心の食事が健康な体作りにとって大切なのはなぜか、その理由を探っていきたいと思います。

1. 消化に良い
プラントフード(植物性食品)は、消化機能を健全に保つのに必要な不溶性の食物繊維と水溶性の食物繊維を、豊富に含んでいる。
さらにプラントフードは腸内の善玉菌を増殖させる非消化性繊維のプレバイオティクスも含んでいる。このプレバイオティクスは腸内の細菌によって発酵され、消化管の健康はこの発酵過程の作用によって守られている。
2. 慢性疾患のリスク減少する可能性がある
プラントベース・ダイエットには、慢性疾患のリスクを減少させるという研究結果がたくさんある。 プラントベース・ダイエットを行うことで糖尿病のリスクが減少すると言われているのは、(糖尿病の基礎疾患である)インスリン抵抗性が弱まり、インスリンに対する体細胞の反応が良くなるからともいわれている。 プラントフードは、食物繊維、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質の供給源にもなる。

3. 目にも良い
葉物野菜やカラフルな色合いのフルーツ、果物には、ルテインとゼアキサンチンが豊富に含まれている。
これらは目の健康を守る上で重要な抗酸化物質で、黄斑変性や白内障のリスクを減少してくれる。
4. 体重の減少
プラントベース・ダイエットは、大人や子供のBMI(肥満指数)や肥満の発生率を下げることが研究で分かっている。 さらにプラントフードはエネルギー密度が低く、複合炭水化物、食物繊維、水分が豊富なため、満腹感と安静時代謝(エネルギーの消費率)を高めてくれるとか。 プラントフードでお腹を満たすことで、カロリーの高い加工食品の摂取が自然と抑えられるようになるそう。