「ビールだよね」って聞く貴方
「もちろん」って笑う私
でも本当はね、
私ビール好きじゃなかったんだよ
飲めなかったんだよ
知らなかったでしょう?
君と同じものを頼みたくて無理してたの
そしたらいつの間にか飲めるようになってた
いつの間にかやめれなくなってた
好きになってたんだ
君を通して好きになったもの
ピンクグレープフルーツの香りのする香水
甘ったるい匂いを好んで纏ってたのに
彼の好みに合わせて
柑橘系のものに変えたんだ
嫌いだった湯船にも
毎日浸かるようになったよ
洋楽だって聴くようになった
どんどん変わってるの私
でも君への思いだけは全然変わらないんだ
