
忘れられないというか色んなことを
覚えているということ
あの人とあの子だったからそうなったこと
全部大切だなと思うからこその悲劇
経験したくなかった悲劇ではなくて
あの子の身に起きたそれはそれは素敵な悲劇
会って話すあの時間まるっと大事に
一つ一つ閉まっておきたいくらい
私には大事で必要な時間
小さなことでも
悲しいでもうれしいでもびっくりでも
なにかもかもが
宝物のようで
全力で受け止めて
持っているあの子
そんな経験をした自分を持ちながら
他の人と恋をすること
自分達にとってはルール違反だねって
悲劇だねなんて話して
どのくらいかわかんないけど
もういいのになあってそれぞれ
思いながら
やっぱり誰かとどうにかなること
どうにかならなくても関わることが一大事で
ブレーキを強く踏む
あの子のちょっとおばかな子が好きって
今日で一段と納得したし
これまた素敵だなあと思った
友達でもなんでも出会ってしまったら
知らなかった自分には戻れない
それも全部縁だと思って楽しんでいいんだよ
って自分に言う
東京で会うといつも心が台風だったけど
地元で会うともうすっかり
今日の菜の花畑のように春を感じるあたたかさ
東京。今では幻のような日々。
またあそこで会うことがあったら
私もっと心から笑って会いたいな
素敵だなあと思うことがこの子の周りには
たくさんある
いつも心がぎゅっとなる
悲劇のような喜劇
私たち、すごい幸せだよ