それは切ないくらい青空が広がっていた昨日
火葬場はあまりにも静かで何もなくて
思わず立ち止まって空を見上げて泣いてしまうほどに
綺麗な青空だった。
だいすきなおじいちゃんとお別れをした。
21年間生きてきて1番悲しいお別れだった。
最後お葬式で手紙をみんなの前で
読ませてもらった。
誰かに対して自分の想いを言葉にするのは
好きだけれど
それを大人数の前で言うのはどうかとも思い
最後まで悩んだ。
でもこれは私ができることだと思ったので
読ませてもらった。
一緒に燃やしてもらった。
最後のあの父の姿は一生忘れないと思う。
ここ3日間で心がすっかりだめにもなったし、
引き締まった気もしている。
いつかは必ず訪れる死。
私自身はもちろん、そんなことの前に
これから多くの死と向き合わなければいけない。
元々人情に厚い人で本当によく行動していたし
いろんなひとの手助けをする人だった、ということを
周りの人がじいちゃんに語りかける言葉で
なおさら感じた。
本当はゆっくりする間もなく
毎日忙しくしている父とばあちゃんの姿を
傍から見ていてボーーっとすることも多くあった。
親戚が集まるのはお盆とお正月当たり前だったから
そこに2年前から入院していたおじいちゃんがいないのも急なことではなくて、だから、そうだったから、
親戚が集まってもじいちゃんが亡くなったからって
自覚はあまりなくて
ただ楽しい話して思い出話して笑っていた。
でも現実で、もうあの施設に行ってもいなくて
目を合わせて話すことも、もう出来なくて
そう思うと本当に悲しくて悔しくて嫌で嫌で
嫌でたまらなくて、心が痛い。
今回のじいちゃんの予期せぬ死は
私をまた強くした。ただ悲しい出来事ではなく
色んなことを考えた。
こうして父と周りの家族とゆっくりできる時間を
つくってくれたのはじいちゃんに変わりない。
私はまた明日から日常に戻り、生きてゆく。
家族 というものを教えてくれたじいちゃん。
帰りたくなる場所をつくって守ってくれた
じいちゃん。
また会おうね
ありがとう。
*心の整理でした
不快にさせてしまったらごめんなさい