
あけましておめでとうございます。
昨年はblogを読んでいただいてありがとうございました。blogを書くことを大学に入ってから続けていて、場所を変えてもこうして続けられているのはありがたいことだなぁと思っています。
zozoからタンブラーへ、そしてpressへ繋がっていけているのは場所を提供していただいているおかげと、ただただ純粋に書くことが楽しいからなんだと思います。
ことしは「文と向き合う」がテーマの私。
(今までもそうだったけれど)blogには情報としての文章を記したり、誰の得にもならないような私的な経験、体験、そして日常だったりをこれからも記していきたいと思います。
そんな年始第一回目は「ミイラの作り方」。
このお正月休みに「ミイラ展」を観て。おもしろかったんだもん。
まずミイラを展示することがすごいですよね。例えば死んだばかりの死体を並べて展示したらちょっとグロッキーというか、引いちゃうこともあるんだけれど、死んで何百年も経ってミイラになってればアート、展示として観れるっていうか。人間って不思議。
その展示で学んだミイラの作り方はこちら、ちなみに古代エジプト式です。
①まず死体を2.3日放置して熟成させる
②鼻に棒を入れて中から頭蓋を破って脳を掻き出す(2.3日すると脳が液状化するらしい)
③左脇腹を切って心臓以外の臓器を取り出す
④炭酸化合物をお腹に詰める
⑤樹脂や香料を塗りながら包帯をまく。
エジプトではミイラづくりが日常的でネコのミイラとかハヤブサのミイラとかも作っていたみたい。
本人達も死んで何百年も経ってからまさか日本にくるとは想像できないだろうな。ミイラ技術がハイレベルで、だからこうして残っていて。
後世に残す技術ってすごい。
ふと後世に残すということを考えるといつも中学の友達のことを思い出すんだけど。
たまたま席が隣になった彼が社会の授業の時に「俺は建築系の職業に就きたいんだよね、だって俺が死んだ後も地図に残るってすごくない?」と言っていて。
わたしは今を生きているのに後世になにを残せるんだろう?ってそれからしばらく思っていたんだけど。
今なら遺伝子って言う。息子が2人いるんだけどふたりとも顔が全然違って。それを見たときああきっと私の中の遺伝子もそれなりにご先祖様の代から勝ち残ってきた遺伝子だからそれなりに残るんだなって思った。それがまたどんどん繋がって後世へ後世へ。
あとは文章かな。ネットに置いてきた文が何百年とか何千年後にミイラになって発掘されたらちょっと嬉しい。