自分の気持ちに正直になることより、その人と一緒にいれる幸せを選んだ過去。たった一夜だけでも求めてくれる相手がいた過去。目の前のことを生き生きとこなしていた過去。ちっぽけな実力が少しだけ信頼されていた過去。純粋な片想いをしていた過去。好きな物が一緒だったりこうなりたいって夢が同じだったり家族の話をしたり最近あったことについて考え合ったり弱音吐き合ったり色々話した。そんな時間が楽しくて、でも苦しくも寂しくもあって私の心に余裕なんてなかった。いつだって楽しかったはずなのに笑えていたはずなのに。自分の部屋に帰り着いた途端に込み上げてくる罪と涙。好きになってしまった私がバカだったの?純粋に人を想う気持ちってダメなことなの?あの頃はきっと無理していたかったの。自分を擦り減らしてでもあなたと時間を共にしていたかった。無駄な瞬間なんて少しもなかったんだよ。勝手に無理をしていたのはわたし。でもやっぱり、この苦しみまみれの気持ちは一線を越えることが出来なかった。それが悔しくてやるせなくて。どうにかして輝かせたかった。暗闇を必死に彷徨い続けたのに。気付けば方法を間違えていて、知らない大人とホテルに潜む日々。別にこれでいいこの薄っぺらい関係でいいからずっと続けばいい。たった一瞬の愛に素肌を沿わせて溺れ続けた。悪い関係を知った。お酒も煙草の本数も増えた。数時間でたくさんのお金が消えた。すぐに気付いたの、こんな生活 私が本当に望んでいるものじゃないって。全て捨てた。一時的な過去として記憶の奥底に潜むあの時の感情。相手の体温、迫る鼓動、汗ばんだ背中、部屋に響く音、途切れない鳴き声。


あの頃の私は何を守りたかったの。






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