2019.10.12(土)

🇺🇸2018年11月16日
監督:ピーター・ファレリー
出演:ヴィゴ・モーテンセン
マハーシャラ・アリ
リンダ・カーデリーニ
なんとなく平和な 日本で生まれ育ち、
現代を上手いこと生きている私には
到底理解できないような、ひどい歴史がここにはあるのだなーと。
肌の色が違うというだけで、
ホテル、お手洗い、レストランは利用出来ない。
何もしていないのに警察に捕まる。
これが事実だったと、人種の差別があったと、
教科書では習っていても、何にもピンと来ていなかったな。
大昔のことと思っていたけど、
この映画の時代の時点で、60年前。
私が生まれた年から遡ると、ほんの30年前。
悲しい。
それでも、トニーとシャーリーは、徐々にお互いを理解しあって、ケンタッキーフライドチキンを食べながら笑い合うシーンはとても印象的だった。
アメリカ南部の差別がまだまだ根強く残っている土地(シャーリーは差別は土地のせいじゃないと言っているけど)で、最高の演奏をし続ける勇気と、どんな扱いを受けても我慢する姿に、とても心動かされた。
いろいろと考えさせられる映画だったな。
すごく思い出に残る一作になった。
定期的に見なければ。
おわり。