私、実は大学は英文学科にいて、本を普通の人よりは読んでたんですよ。

英文学科とはいっても、いろんなジャンル(例えばシェークスピアの劇とか、言語学とか詩とか)があった中で、私は特に文学(アメリカとイギリス)のを勉強していました。

だから、かなりその辺の作品を読んでたんですが、働くようになってからは、あまりゆっくり読む機会が持てない(といのは言い訳)でいました。


出来るだけ本は読もうと思って、今年に入ってから日本の本を結構読むようになって、以前もブログに書きましたね、そういえば。

https://pressblog.me/blog_posts/122361


で、最近また英語の本を読むかと思って何気なくアマゾンで買ってみました。

(基本的に英語で書かれた本は英語で読んだ方が翻訳者の解釈が入らないから、きちんと理解できる)

The Handmaid’s Tale  by Margaret Atwood


マーガレット・アトウッドはカナダ人の女性作家ですが、この作品はアメリカのディストピアの世界が描かれています。

キリスト教原理主義者勢力によって、内戦中のアメリカの中に作られた新しいギレアデ共和国という架空の国が舞台。

人工中絶やピルの普及、環境汚染や放射能によって不妊が進み、多くのの女性が子供を作り出すことができなくなってしまった中、語り手でもある“幸いにも”まだ子供を産むことのできる「ハンドメイズ」が、エリートたちの家に送られて子供を生み出す役割のために生かされるという話。


2017年にアメリカでドラマ化された時には、ちょうど #MeToo がとても流行っていて、フェミニストの潮流を社会に後押ししたようなしたそうで、日本でも結構話題になってました。

文学はとても面白くて、本を読み解く時にそのストーリーだけを理解するだけではなく、その背景にある社会や文化や宗教を学ぶこともできるんですよね。

その上で私はどちらかというとイギリスよりもアメリカ人作家や舞台の作品に惹かれることが多いいです。

ここではあまり書かないですが、アメリカというのは本当に面白い国だと思います。

歴史としては短いけれど、人々の思考の根源にあるものが特に、今のアメリカの現状を第三者の目線で見るととても根が深いなぁと感じます。

この作品はかなり極端だけど、そういう目線で読むと、ただのフェミニスト文学では片付けられないなと思いました。


本から読んだから、ドラマ(実は食わず嫌いでした)を今見ているのだけれど、ベースは同じだけど展開はなた違っていて面白いです。

それに本が書かれたのは80年代、ドラマは現代と時代が違い、それから舞台背景も人のコミュニケーションも微妙にアップデートされているから、そこも面白いです。


実は原作者のアトウッドが、9月に本の続編を出版するそうで、なんかとっても良いタイミングで読んだなぁって今から楽しみです。

ドラマもシーズン3まであるから、今たのしんで見ています。


明日また丸の内の丸善の洋書コーナー(ここは都内で多分1番アカデミックな洋書が充実している気がする)に行って、新しい本を買おうっと。

何にしようかなぁ〜 


それではまたすぐに。

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