“初・友人を乗せた飛行🛫”

先日、初めて自分の操縦するセスナに友人が搭乗してくれました。
普段練習している機体は最大4人搭乗することができる
「CESSNA 172L N4390Q」というもの。
ただ、いつもはインストラクターと私の2人しか乗っておらず
後部座席に誰もいないのが当たり前でした。
しかし!今回は、
ちょうどハワイに来ていた高校時代の友人が
「ぜひ乗りたい!」と言ってくれたため、
いつも以上に緊張し、責任感を重々に感じながらも
嬉しい気持ちでご招待。

私は
あまりにもクロスウィンドでの着陸だったり、
離陸直後から機体のバンピングが続いたり、
といった場合、たまにブラックアウトしていたため
友人に乗ってもらうことに心配がありました😟
一方で、
友人は早朝のフライトということもあってか
離陸後数分で気持ちよさそうに寝ていたんです💤
景色のいいポイント所々で声をかけていましたが、
彼女いわく「居心地が良かった」 とのこと。

この居心地というのは、
スタバのサードプレイスというコンセプトからくるものでも、
人生の90%以上を過ごすと言われる「コンフォートゾーン」に関するものでも
ありません。
近年、大手航空会社のシート開発が続々と発表されていますが
私はその座り心地よさに加え
いかにパイロットが揺れをもたらす気象状況を読むかも大切だと思いました。
(決して自分がパーフェクトにできているわけではなく
自分がブラックアウトしていることからもわかるように
これも私の課題の1つですw)
最後に、先週あったオアフ島での小型機墜落事故について。
スカイダイビングツアーに向けて離陸直後に
エンジンの左側が停止したことが原因とされています。
私もこの日、いつも通りフライトトレーニングで飛ぼうとしていたところ
天候があからさまに悪く、グラウンドトレーニングに切り替えました。
私はまだまだスチューデントパイロットですが、
身近で起きたこの事故、思い知らされることが多かったです。
心からお悔やみを申し上げます。
そして、空の安全を侮ってはいけないなと実感しました。