おはようございます。
最近ショートスリーパーになってしまっていて、昼寝30分、夜2時間くらいしたら動き出すゾンビみたいな生活サイクルになってしまっている。
結構 イケるのと不安が半々ではあるんですけど3日目くらいには泥のように寝るので大丈夫かと思ってます(笑)
話しは変わって2、3日前今の職場に前職のお客さんがいらした時の話し。
僕はドリンクオーダーを受けた時、
「あ、」
と思ったんです。
この仕事が長いと"喋り方"や"声のトーン"など『見た目が変わっても変えられないところ』で記憶していて(前職場では予約の電話時の声で誰か分かったり)
ハッとしたら捻り出して必ず思い出す。
そして、案の定ドリンクをお持ちした際
「どこかでお会いしてませんか?」
向こうも覚えていたのか声をかけてきたので
「〇〇で働いていた時に…」
てな具合でお互いの記憶が合致した。
ありそうな話しだけど、都内には飲食店が星の数あるから意外と言われる機会は少ない。
「はい、〇〇シェフのところで」
「あー!笑あー、そうかそうか!元気!?今ここで働いてんの?…何で辞めたん?」
最後のセリフにはチクッとした(笑)
「…。」
「喧嘩したんやろ?笑」
「そんなことないっすよー笑」
とだけ返す。
当時を思い返した。
個人店の辛いところで企業ほどしっかりしていない社内規則。
だから基本的には一般論の範疇であとはお互いの塩梅にはなってしまう。
"後任を探す"ということで待ったのは半年。
結局 当時は見つからなかったから在籍していれば退職はまだ先になっただろうと思う。
見つかったら今度は"育つ"まで何ヶ月かはかかる。引き継ぎと店長になるまでと。
何年経っても後任が"僕"になるのは無理だ。
自分がすごいとかそういう話しじゃなくて、オープン当時から約7年くらい働いたらさすがに築いてきたものがある。
さっきの話しじゃないけど、電話口で相手が分かるほどに常連さんも分かるし苦手な食材やアレルギーも把握していた。
もはやこの店の唯一無二のサービスマン!エンターテイナーなのだ。

退職を決めた人間を引き留めても本人からすれば"待ち"の時間で会社からすれば"走り抜く"時間になってズレが発生してしまう。
自分の人生の時間を一会社にそこまでは捧げられない。
良かったか悪かったかは正直分からない。
人道に反していたのはどっちなのか、そんなことは分からないし正直どちらでもいい。
僕はそのお店が嫌いでもないし、そんな時もありましたね、だ。
頑張りまくってその先で交わる日が来たら素敵だなと思っている。
そんな日が一日でも早く来るように頑張ります!
頑張っている姿が一番の恩返しだと信じて。
