なぜだか無性にユーミンの歌が聴きたくなり、TSUTAYAへと繰りだした。

びっくりしたことは、自分と同じタイミングでユーミンを求めている人のあまりの多さだ。

わたしは、名曲揃いのベストアルバム『日本の恋と、ユーミンと。』をスタンダードに求めに行ったわけだけれども、見事に空ケースの嵐。

2012年リリースの作品が今もこの状況なの?

いや、そんなわけはないと、1枚1枚入念に吟味してみたけれどやはり見事に『日本の恋と、ユーミンと。』はすべてレンタル中。

ちょっと待ってよと、ため息交じりに探し、別の場所にラスト1枚在庫があるという状況を認識。幸運にもレンタルすることができたときのわたしといったらもう。ガッツポーズよ身の内で。

まさしく、ユーミン甘く見たらいけませんという教訓を得た本日。


最近ユーミンが何かの番組に出ていたとか、NHKで特番が組まれたとか、そういうわけでもないのにこれね。

自分と同じように、このなんでもない四季の移り変わりどきに、彼女の歌を欲している人が居ることを感受して、なおさらユーミンの偉大さを知った。



はじめてユーミンの声を鼓膜で感知したのは車の中だったと記憶している。

当時JFN系列で放送されていた「松任谷由実 サウンドアドベンチャー」を流しながら、父の運転する車で祖父母の待つ家へと繰りだす日曜日が、我が家の毎週の恒例行事だった。

音楽は様々な記憶や人、香り、情景と色濃く結びつくものだけれども、わたしにとってユーミンは家族、とりわけ父とワンセット。

幼少期、生意気な小学校時代、思春期、反抗期、上京前、最後の学生時代、社会人になりたての頃、そして今。

人生のありとあるゆる時期に幾度となく父と二人でドライブを共にしてきたけれども、いつだってカーステレオから流れる歌はユーミンだった。

どの歌詞で父が急に歌いだすとか、どの歌で父が急にボリュームを上げるかとか、そんなことまで覚えてしまったわたしだけに、ユーミンの歌を聴けばありとあらゆる記憶や感情が一斉にこみあげてくる。



そんなユーミンといえば、昨年行われた「第66回菊池寛賞」授賞式でのスピーチが忘れられない。

「5分で味わえる短編小説を作るつもりで45年間歌を作ってきました」

思わず「ユーミンかっこいいな」という身の内のつぶやきが唇からついて出た。


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