
浮世絵に20代の頃あまり興味がなかったのがもったいないと思ってしまうくらいおもしろかった新北斎展。葛飾北斎の絵を二つしかしらなかったわたし(よく教科書でみる波のやつと富士山のやつね)。歳をますごとに絵は抜群に上手くなってチカラがあって引き込まれました。北斎漫画も魅力的だったし 今で言う付録みたいな「しん板くミあけとうろふゆやしんみせのづ」にはわくわくしちゃった。あれ組み立てたらたのしそうだったなぁ。でもお土産で買ったら(グッズ販売にレプリカがあります)絶対綺麗にそのまま保存してしまいたくなるタイプ。笑
もうひとつおもしろかったのが北斎自身のこと。
北斎は絵を描くの大好きすぎて他はなんにもできない人で。ごはんは3食店屋物、掃除は全くしない→家の中が汚くなったら引っ越すスタイルで生涯の引越し回数90回以上。ね、ちょっと変な人。笑
画号もコロコロ変えていて最後は「画狂老人卍」だって。(わたし生涯かかってもそんなペンネームおもいつかない笑)
美術を見ながらいつも人そのものに惹かれていったりおもしろさを感じているこの頃です。
いろんな時代の北斎があること 、日本の画家がこんなにおもしろいこと、近くにお住まいの方は是非行ってみてほしいです。
p.s.
画像のピアスはbubunのピアス。
ガラスを糸で紡いでできています。
ガラスを紡ぐという感性がとても好きです。