星座のアプリを消した

やっぱり年末の私は頭がおかしかった

星座のアプリを長く押して、そしたらぐらぐら揺れて、バツをおして消した すぐに消えた

多分本当はもっと早く消せたけど、消すことさえ忘れていた いつかあんなこともあったと思い出すかな




私は自分が頑固ということを最近忘れてしまっていた

私はとても大人しくてはずかしがりやで引っ込み思案なくせに、ものすごく頑固だった


カルテットと最高の離婚というドラマが好きだった

あとは問題のあるレストランとかいつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうとかも好きだった

「好きだってこと 忘れるくらい、いつも好きです」



いつも好き

いつもいつまでも



知らない間に大学の後期の成績が出ていたらしい

本当に全く知らなかったし興味もなかった

そういえば私は大学生だった

今ちょっと特殊なバイトをしているので、平日毎日働いているせいで、ちょっと忘れていた

大好きだった人はこの間私に、大学ってあと二年もあるんやなーーなげーー、と言っていた 本当に私もそのとおりだと思った


このバイトをやってほしいと声をかけられたとき、本当は難しそうでやりたくなかったけど、大好きだった人が行った高校がそのバイト先と同じ最寄り駅で、ものすごくなんとなく、まあいっかなー、やってみよう、と思った

私も本当は大好きだった人と同じ方面の高校に行くつもりだった 中学とほぼ同じ制服の高校 中学生のときは、他に何もできることがないから勉強くらいは頑張ろうと思って頑張っていたのでわりと成績は良かったし、そこなら勉強しなくても余裕だった でも大好きだった人のことが大好きすぎて、こんなに大好きなのにこのまま高校の間も会い続けるなんて苦しすぎると思って、勉強をものすごく頑張って、県で指三本に入る進学校のどこかに行こうと決めた 結局地頭が良いわけじゃなくて努力型だったせいで、三番目に良いところに合格した 大好きだった人が行く高校と真反対の高校 に合格した 私の中学からは、私しか行かなかった だからちょっと、下り列車に乗ってみたかった

バイトに行くとき、たいてい寝てしまうけど、窓から海が見えて、私はまた 海と空が繋がっている、と思う その景色はとても好き 大好きだった人はこうやって三年間通っていたんだなあと思った


大好きだった人は、中学校の頃濃い青い自転車に乗っていた 足首の感じが私的にすごく分かりやすくて、足首を見ただけで多分大好きだった人って分かる

私は人生で一度しか二人乗りをしたことがないけれど、それは大好きだった人とだった

まだ私と背が同じくらいだった

ばれないようにちょっと隠れたりしながら、すごくぐらぐらと自転車を漕いでくれた

私はその濃い青が大好きで、正確に言うと濃い青+なんか、うまく言えない光沢みたいな感じの色

好きな色がずっとそんなにないのだけれど、その濃い青が私はずっと大好き あの濃い青と同じ色を、あれから一度も見たことがない


私はこんなに小さなことでどれだけでも思い出せる

写真なんてない

修学旅行で一緒に撮ったのが唯一二枚あるだけで、他は本当にない あ、でも、プリクラが一応ある

でも本当にそれだけで、あのときにしたメールや、電話や、アメーバピグの消えてしまった文字たちはもうどこにも残っていないのに、私はすごくちゃんと覚えている


大好きだった人が私に告白してくれたとき、

大雨だった

だから私は雨はそんなに嫌いじゃない

雨女なのも、全然嫌じゃない

でも、大好きだった人は完全に晴れ男

笑った顔が 晴れ!!って感じ 雲一つない快晴



私はまず、大好きだった人の名前が大好き

すごく大好きで、もう本当に全然呼べなかった

絶対に手紙の名前を漢字で書いた 

はじめ、名字にさんをつけて呼んでいて、それはおかしいからあとから下の名前に変えたけど、実は今でも呼ぶのがすごくはずかしい だからあんまり呼べない

私の名前には「杏」が入っている あんずの杏 花の名前 大好きだった人の名前にも花の名前が入っている 私はなんかそれがとても良いと思った すごく好きだった



私は今すごく落ち着いているし、冷静なのにこんなに好き どうしよう

あの頃手を繋ぐことさえもできない人だったけれど、きっともう簡単にそんなことは出来るようになっていると思う 私はそれが悲しいけれど、それは仕方のないことで、それでも良い 私も少しは変わった


一生にもう一回で良いから、やっぱりいつか

大好きと言いたいな 言えたらそれだけで良いな

本当は、何回も言いたい

この何年分の大好きを言いたい でもきっと言える状況になったとしても、私はこんな性格だから頑張っても一回しか言えないと思う



大好きだった人と七ヶ月になった日に、

私の好きなところを七つメールで送ってくれた

そういうところが大好きだった



思い出ばかり

増えるはずがないと思って何も忘れずにいたのに、一年にいくつかくらいのペース、何年間か全くないこともあったけれど、そのくらいのすごく少ないけれど、でも本当に少しずつ、増えてゆくからもっと覚えてしまう



何度だって思い出すけれど、

もうこれ以上二人の思い出は増えないと叫んでいた椎木さんの顔を思い出す

ずっと私もそう思っていたけれど、

増えることもあると知った

anna
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