幸せになれないってこと知ってたのにな
この関係にハッピーエンドな結末はない
こんなに甘いことを言ってくれても
あなたには家で待ってる人がいるんでしょ
君だけが好きだよって頭を撫でてくれても
私のものではないんでしょ
私は彼の夢になる気なんてないし、
日常になりたいよ
いつだって余裕な彼に
愛されたくて必死な私は可愛くない
余裕なくて可愛くないこと言っちゃうし
何してるんだろう
そうふと気付いてしまう瞬間
絡めた右手が熱くて
触れられた唇が熱くて
何も考えられなくなる
周りにどう思われてるかとか
幸せなんて待ってないことさえも
そんなのどうでもよくなるくらい
私は彼の隣で眠りたいのだ
彼の左側は私がいいし
私の右側は彼がいい
