インスタで見つけた話を少し自分なりに語る服の話。
モードとは、元々はフランス語の意味でファションそのものを指す言葉。
日本では全身黒のスタイリングだとモードと使われたりしたり、
アバンギャルド(=前衛的、革新的)と同じように使ってるのをちらほらと聞きます。
ぼくも正直使い方がわからないのであまり使いませんw
僕が好きなmaisonmargielaは『アンチモード』を標榜しています、ただ見る人によってはモードにも写ると思います、
margielaの言うアンチモードは日本でいう奇抜なスタイルを意味するモードでは無くて
『ファッション業界が半年おきに新作を発表して、古くなったものを次から次に捨でられていく』
ということの本来の意味でのモード(流行)に対してのアンチだったと思います。
実際margielaは過去に出したデザインをREeditionとし再度発表したり、replicaラインとして発表したり、本来ゴミとして捨てられるるものを繋ぎ合わせて新しい洋服をつくったりしています。(スキーグローブでのジャケットや大量の蝶ネクタイでのドレス)
決して流行を作るわけでない見た目や奇抜さが日本ではモードに当たるかもしれないけれどそのモノづくりに対しての心がとてもステキなブランドだと思います。
margielaのアシスタントを務めたこともあるデムナ・ヴァザリア率いるvetementsもニューヨークの五番街のディスプレイに大量の売れ残りの服を積み上げ過剰に生産され捨てられていくファッション業界に対して「ファッションは汚い産業だと」警鐘を鳴らしました。
僕らも髪の毛を通してデザインする者としてその人それぞれにあった大量生産や安い価値では無いほんとの意味あるものを提案していきます!