ミスiD2019で『中郡暖菜賞』を受賞した、アイドル真城まゆ。
大学生活を送りながらも闘志に燃える彼女の
日々の生活について、ロングインタビューを行いました。

――「テンプレの毎日を変えたい」とのことですが、どんな毎日なのでしょうか?
土日にライブやイベントがあって、平日はレッスンだったりラジオの収録とかたまにライブといったような1週間です。毎日何かしら予定はあるけど決まっている内容というか。満足できていない状況です。
――よくある1日の流れは?
大体いつも10時くらいに起きて、日テレの『ヒルナンデス!』を観ながら出かける支度をして。家が千葉なのでそこから毎日電車で1時間半くらいかけて現場へ行って。ライブがあるときはライブをして、レッスンの日はレッスンをして、また電車で1時間半かけてまた家に帰る。
――家ではどんなふうに過ごしていますか?
家に帰ったらすぐにパジャマに着替えてくつろぎます。テレビっ子なんで大体携帯をいじりながらテレビを観てるかな。夕食どきに帰れたら家族みんなでごはんを食べて、飼っている犬の動画を撮ったり、時間があるときはセルフでジェルネイルをしたり。私、爪が伸びるのが異常に早くて、ネイルサロンだけじゃ追いつかないんですよ。で、あとはアニメを観たりして夜更かしをして…。
――まったりしていますね。
家ではまったりがいいんですけど、起きて準備して現場へ行って帰るっていう代わり映えしない日々を変えたいですよね。もっと新しいことを増やしたいです。
だから、今日みたいな撮影のある日は、私のテンプレの毎日のちょっと斜め上をいく経験です。
――ミスiDのプロフィールに「将来の夢:マレーシアに住むこと」とありましたが、どうしてマレーシアなんですか?
3年くらい前にお母さんとふたりでマレーシアに旅行したんですけど、それがすごく楽しかったんです。人は優しいし物価もすごく安いし。マレーシアには夢があるんですよ。物価が安いというのが最大のポイントですね。
日本でタワマンに住むのはなかなか難しいけど、マレーシアだったら3、4万円で住めるらしいんですよ。バイト生活だけでもマレーシアなら生活できる。だから、いつかはすべてを忘れてマレーシアで豊かに生活を送りたいなと思ってるんです。今も、もし何かあってこの仕事をやめたらすぐにでもマレーシアに飛び立ちたいなと。
――何かあったらマレーシア?
そう、上手くいかなくてもマレーシアがあるって思っているので頑張れる部分がすごくあるんです。今はまだ仕事面で満足いくことができていないですけど、マレーシアがあれば、失敗を恐れず全力でチャレンジしていけると思っています。

――夢について教えてください
職業でいえばやっぱりアイドルと声優ですが、毎日違う現場へ行くような様々な仕事が詰まっている忙しい日々を送るのが理想です。今もそれなりに忙しくはあるけどテンプレの日々なので。ライブの日もあれば撮影や収録の日もあったり、違う毎日を送れるようになりたいです。
アイドルや夢とはまた別の話ですが、大学が建築関係でそちらにも興味があるので宅建の勉強もしています。とにかく、自分が「満足したな」と思える結果を残すこと。「やってやったぞ」という満足感を感じてみたいです。
――今後の意気込みは?
地下アイドルだけど、地下アイドルだと思ってなめんなよ(笑)。
そういう括りのその先にあるもの、まだ見せられていない部分を全部出していくから、それを楽しみに見ていてほしいと思います。

profile
真城まゆ(ましろ まゆ)
ミスiD2019『中郡暖菜賞』/1995年11月30日生まれ(22歳)/154cm/アイドル
PHOTO / CHIAKI KATO
HAIR&MAKE-UP / MAYUKO ASADA
TEXT / MIDORI SASAKI