インターネットは日々目まぐるしく進化している。

「個のエンパワーメント」は、ますます注目されていくだろう。


SNS時代におけるインフルエンサーや、フリーランスで活躍するクリエイターが生活していくには申し分ない環境がどんどん整備されてきている。


僕自身、20歳で上京してすぐにニートをしていた経験があった。

そんな中、インターネットのおかげで、WEBデザインやシステム開発を生業とした個人事業主としてスタートできたし、挙げ句株式会社まで作ってしまったものだから、人生わからないものである。

インターネットがなかったら、どうやって生活していたんだろう?と当時よく妄想したものだ。社会不適合者だった自分は、インターネットの世界にしかすがることができなかったので。


さて、今日書きたいことは、タイトルの件についてだ。


「未熟な成功の代償について」


ITという業界柄、PRESSを運営している仕事柄、先に挙げたSNS時代のインフルエンサーや、フリーランスで活躍するクリエイターの人に会って話をする機会がたくさんある。

多くの人と話し合ってきた中で、気になっていたことがあったのだが、自分の中で整理ができたので、書いていく。



「未熟な成功の代償」


未熟な成功とは、ここでは2〜3年で成し遂げられるような小さな規模の成功のことで勝手にいま命名した。

年商にして数億円〜数十億円前半くらいのイメージ。


IT業界でよくあることなのだが、2〜3年でできるサービス・プロダクトを作ったあと、売却。数億円〜数十億円前半を稼いだ、という話はよくあることだ。(よくあるって言ったらおかしいか...?)


10年インターネットをやってる身として、個人の観測範囲だが、VCと起業する人が本当に増えたなぁと思う。アイデアだけにもお金が出される時代で、とにかくVCは若い起業家を求めているようだ。

僕にはまったくもって縁のない話なので、対岸の出来事のようにみているのだが、どうにも、そうは言ってられないなと思ってきた。

PRESSでは、採用、面接などを日々行っているので、いろいろな人の考えに触れることができる。若くて優秀な人は、とにかく早く成功することを良しとして、すぐに結果がでることに手を出そうとしている人たちが多く見受けられる。

冷静に考えてほしいのだが、数年ちょっとで作って売却する仕事って楽しいのか、と問いたい。

もちろん、お金を稼ぐためにやっているのだったら、それはどうぞ、と思いますが。

せっかく生まれてきたからには、歴史に名を残すような仕事がしたいし、作りたい。


20代の頃、IT業界の経営者たちで集まっては夜な夜な飲んだり語ったりしていたのだが、お金稼ぎだけのためにやっていた人たちは、本当に消えていってしまった。

うそでしょ?って思うくらい、消える。一緒に頑張って仕事してた同志たちが消えていくのは、本当に悲しいことだった。

逆に、ワクワクするよね!楽しいよね!なんかでっかいことしたよね!っていう人たちは、やっぱりまだ残っているし、挑戦し続けている。

いくら稼いだとかそんな話より、次はこんなことやるんだけど、どう?みたいな、未来を語る時間はとても楽しいし、できればそういう人たちと大切な人生を過ごしたい。


結局、採用の話になるのだけど、僕は、ワクワクするから、楽しいから挑戦するよね!っていう人たちと仕事がしたいなぁと思ってる。

過去の経験則から、まず最初にお金の話をする人は、やっぱりうまくいってない気がする。

そりゃ、大事ですよ、お金。だけど、お金のため”だけ”に働く人とは、人生を共有できないと思った次第です。


これは何も、IT企業にだけある話ではない。


インフルエンサーや、フリーランスの人たちにも当てはまる話だと思っている。


例えば、インフルエンサー・ブランド。

昨今は多くのインフルエンサーが”片手間”で作っているブランドが世に溢れている。


あえて、片手間と書いたが、アパレル業界の人たちにヒアリングした結果、おおよそ、そういった答えが返ってきた。


インフルエンサーを焼畑的に利用しようとする企業もよくないし、強い意志で運営されていないであろうインフルエンサー・ブランドも見ていて悲しい気持ちになる。


かの有名なデザイナー・佐藤可士和氏のインタビュー記事に書いてあったことだが、今治タオルのブランド構築には3年以上準備をして、10年かけてやっと今の地位がある、と。

以下引用です。

今治タオルのプロジェクトなんてスタートから今日まで10年近くかけています。瞬間的に認知度を高めるだけなら、旬のタレントを呼んできて、ブランド力が高まったかのように見せることも可能ですが、そんな借り物の成果は、一瞬で消え去ってしまいます。やはり時間をかけて、自分たちの存在意義やアイデンティティーをしっかり固めて、それを時代に合った形で届けていく。そこに尽きます。
~
ブランディングの最初の3年は、大多数の人が求める普遍的な価値を築くための土台作りの期間。そこで築いた価値は、時代の流れに左右されるものではありません。

引用ここまで。


さて、いまいちど考えてみてほしい。

いま取り組んでいる仕事は、10年人生を賭けて取り組めることだろうか?


すぐに数字が出ちゃうからってその数字に惑わされないで欲しい。

関わっている人は責任を持ってあなたに10年寄り添ってくれるだろうか。

本当の意味でのモノ作りに挑戦できているだろうか。


先程も書いたが、ぱっと稼いでぱっと解散するんだったらそれでもいいと思いますが...


少なくとも僕は、10年賭けて成し遂げられるような大きな仕事がしたい。


数年で結果が出て、数年儲かったところで、その先どうなるかなんて目に見えてる。

儚さも人生かもしれないが、どうか一瞬一瞬を生きるとしても、大きな仕事に取り組むべきではないかな、と思う次第であります。


水商売的な働き方は、僕には合わない。


時代の変化を察知し、普遍的な本質を大事にした働き方をしたいものである😤

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